こんなふうに使っています


私は電化製品を買っても液晶画面を確認することはできません。昔のデジタル時計のように、バックが黒で数字だけ光るような表示は、大きければ確認できることもあります。

エレクトーンは、リズムの速度とMDR(Music Disk Recorder = エレクトーンの音色データなどを読み書きするフロッピーディスクドライブ)のバンク番号だけは、周囲が暗ければ目を近づけることで確認できます。

液晶表示しかないものは、どのキーを何回押したらどんな表示が出るかを覚えて操作しています。

たとえば、携帯電話で「ヒラセ」と入力して電話番号を呼び出すときは、6のキーを二回押して、9のキーを一回押し、、3のキーを4回押します。登録は、パソコン用のメモリ編集ソフトでしています。

企業の取り組み

ヤマハソニー のように、マニュアルをオンラインで公開している取り組みもあります。

また、ソニーは視覚障害者のために声の取扱説明書 を特別に用意してくれています。

ドコモも、機種によっては点字やカセットテープによる取扱説明書を作り、またケースに点字がついていて、携帯電話をケースに入れると確実にキー操作できるキャリングケースも無料で配布しています。

どこまでできて、どこからができないのか

しかし、ドコモの点字やテープの説明書は、基本的な電話のかけ方しか説明されておらず「短縮ダイヤルの登録などは周りの方にしていただいて下さい」と書かれています。

ソニーの「声の取扱説明書」も、ビープ音が出るものなど一部のものしか製作されていなかったり、既に店頭から姿を消している製品も多いのが残念です。

最近の電化製品は、ボタンの数は減っていますが、一つのキーに複数の機能が割り当てられていて、「複雑なものは視覚障害者には使えないだろう」という思い込みもあるのかもしれません。

先日、ポータブルMDを買いました。前から欲しいと思いつつ、なかなか気に入る機種がなく、先送りになっていました。

「エレクトーン弾くのが趣味なのに、持ってなかったの?」って言われたこともありますが・・・・・

私が買ったのはソニーのMZ−R900というもので、ソニーお得意のジョグダイヤルがついています。

説明書には、「ジョグレバーを動かして、・・・・・を点滅させ、もう一度押す。」という記述が随所に見られます。

各種機能を選ぶ(点滅させる)には、ジョグダイヤルを回転させればいいのです。何回回転させるとどの機能になるかさえ分かれば、私にも時計合わせや文字入力しなければならない機能以外は使えると思いました。

視覚障害者向けに労力を費やして特別なマニュアルを作っていただけることはとてもうれしいのですが、商品添付のマニュアルにジョグレバーを何回回転させるとどの機能が選べるかの情報を加筆していただいたものをテキストファイルで提供していただけるだけで、私たちは使える電化製品が増えると思うのですが。


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